Just Like Diamonds

\\ 샤이니 //

綺麗で静かで幸せな地獄だった

SHINee from now on

京セラドーム、東京ドーム4公演行ってきました。まず、京セラドーム1日目のことを書きます。

 

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あの日の数日前に、とりあえずいつも一緒に参戦している友達と初日とオーラスに行くことになり申込みました。元々全公演行く予定だった私は、中2日は同行者を探してから申込もうという状態でした。

あのことがあった数日後の締切日、コンサートをやるかどうかも分からない状態。やるなら絶対に行きたい、応援したい、でも申し込むことでSHINeeの負担になるんじゃ…、1人では絶対に行けない、と思って、申込を躊躇していたところ、フォロワーさんから、一緒に行こうという言葉をもらい、4公演全て参戦することになりました。

 

"コンサートの日がきてほしくない"

コンサートをやると決断してくれた日、メンバーからメッセージを受け取った日からコンサート前日まで、変わらず私の胸の中にあり続けました。

メンバーたちも正解か分からないと。今公演をしなければ、SHINeeとしての未来も諦めることになるのではないか、未来に繋がるために今やるんだろうな、と思いました。使命のようなそんなものなのかなと。

ほんの少し前に、

最後までついてきてくれますか?

最後なんてないけど δvδ!!

 と言っていたテムちゃんが、

"SHINeeという名前がもう少し永く光を失わずに輝けるように、忘れられないようにベストを尽くそうと思います。"

と言っていることに、絶望感と悲しみが襲ってきました。嫌だ、嫌だ、拒否の気持ちばかり。

 

でも、想像を絶する悲しみと苦しみの中で、ファンのために、ジョンヒョンさんのために、SHINeeの未来のために、頑張ろうとしている彼らを応援したい、彼らの決断を正解にしたい、と思い、掛け声を練習したり、ボードを作ったりと、その日のために自分なりに準備をしていました。

 

もう一度、自分が振り返るために彼らのメッセージを引用します。

 

こんにちは、SHINeeのミンホです。
SHINeeの日本公演の日程に関して、メンバーたちそれぞれ悩みみんなで集まって話し合った末に慎重な決定をくだすことになり、それに関して僕の想いを静かにお伝えすべく手紙を書きました。
この手紙を書いている瞬間にも本当にたくさんの想いがよぎり、常にいろんな感情が入り混じりますが静かに僕の想いをお伝えします。
この決定を喜ぶ方々もいて、反対に懸念される方々もいるかと思います。
僕たちもまた今はどれが正解であるかわかりませんが、まずはこれが正解だと信じて
みなさんとの約束を続けて繋いでいこうと思います。
メンバーたちとスタッフの方々そしてファンのみなさんと一緒だった全ての記憶が僕たちにはとても大事で、
一番幸せで、そのどれをもってしても代わりはできないと思っています。
どんなものもジョンヒョン兄さんの場所を埋めてはくれず、どれだけ完成度の高い公演としてステージに立つことができるのかは心配になる部分もたくさんありますが、
これからみなさんの前でお見せするSHINeeの全てのステージにジョンヒョン兄さんと一緒にいるという想いで「真心」を込めて準備します。
ジョンヒョン兄さんと僕たちがみなさんと約束したように、大変で諦めたい時、
弱い心によって逃げ出したい時、みなさんの手が僕たちには一番大きな力になることを思い出して
みなさんのための歌をずっと歌い続けます。
もちろんその大変さは誰も想像すらできないほどだと思いますが、僕たちみんな一緒に乗り越えて守っていけるように、みなさんがたくさんの力をくれると信じます。
僕たちSHINeeはその応援にいつもいつも感謝し、もっと誠意をもってジョンヒョン兄さんと
みなさんのための時間で埋めていきます。
みなさんの温かい応援で、この寒い冬を少しでもより暖かく過ごせると思います。
ありがとうございます。


こんにちは、SHINeeのキーです。
たくさんの方々が心配してくれたおかげで、僕もまた気を取り直して日常に戻ろうと努力しています。
ジョンヒョン兄さんの跡によってこれまでの想い出がふと浮かび涙を流すこともあるし、
胸も痛むけど兄さんと一緒に時間を過ごしていると思いながらうまく乗り越えようと努力しています。
みんながSHINeeの変わらない活動を支持していることをわかっていて僕もまたたくさん悩みましたが、全てを諦めて心が落ち着くのを待ち続けていることは違うと考えました。たくさんの方々が心配してくれる中、僕たちは予定していた日本公演を実施すると決めました。
この決定がジョンヒョン兄さんの望む僕たちの姿だろうし、ファンのみなさんとの約束を守りながら良いステージをお見せすることが、一番SHINeeらしい姿だと思いました。

今年は僕たちSHINeeがデビューして10周年になる年です。
いつも応援してくれて励ましてくれて本当に感謝していますし、SHINeeらしいステージでお返しします。
愛しています、ありがとうございます。

 

こんにちは、SHINeeのテミンです。
実は最初は公演に対して自信があまりありませんでした。
しかし、ファンのみなさんとの約束を守りたかったし、またこれからの未来において
僕たちSHINeeのメンバーたちと別れたくなかったです。
僕が一番居心地よく、一番幸せだった時間たちは、振り返ってみるとメンバーたち…
そしてファンのみなさんと一緒にいる時だったし、もっともっとSHINeeという名と同じチームのメンバーたちに愛情を持つようになり、より諦めたくなかったんです。
これからの未来が決して楽ではないということもわかっていますが、SHINeeという名前がもう少し永く光を失わずに輝けるように、忘れられないようにベストを尽くそうと思います。
あまりにも美しい想い出を僕に作ってくれたメンバーたちとみなさんだから、すごく感謝していますし、その想い出を大事にいつまでも覚えていたいです。
そしてこれからもSHINeeとして愛されたいし、空から見ているメンバーに自信を持って乗り越えて
ステージに立つSHINeeの姿を見せたいです。
ファンのみなさんに心配をおかけして本当に申し訳ないですし、これからの僕たちの未来を見守ってください。
寒いのでお身体に気をつけて、今年もよろしくお願いします。

 

こんにちは、SHINeeのオンユです。
まずなんとお伝えすべきかわかりません。
すごくすごく愛する僕たちメンバーを守ってくれて、想ってくれて感謝していますし、ファンのみなさんに心配をかけて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
僕はダメだと思いました…公演もできないと思いました…
しかし絶対に諦めないでほしいというジョンヒョンのお母さんの言葉を聞き、どこかで寂しがり傷ついているたくさんの方々の慰めになれるのならば、至らない僕だけどもっと頑張るべきだと決心するようになりました。
僕は本当にまだまだ力不足ですがSHINeeのために、僕ができる最善の努力をし尽くしたいです。
過程が困難で大変だとしても、力いっぱい努力します。
永遠にSHINeeのメンバーであるジョンヒョンは僕たちの心の中にいつも一緒にいて、ファンのみなさんの心の中にも永遠にいるはずなので、変わることはないと思います。
これからもSHINeeとして一生懸命に活動する姿をお見せいたします。
ありがとうございます。
 

 

そして自分が思うよりも早く時間は過ぎてコンサート当日になりました。

 

京セラ1日目の座席はスタンドのど真ん中でした。会場に入ると、今までのSHINeeの日本活動が自然と思い出されるような、懐かしい曲たちが流れていました。

徐々にペンライトがつき始めて、一際大きな音でFireが流れて、静かに、静かに、コンサートが始まりました。

オープニングのVCR、

画面に現れたのは大きな大きな月。

ジョンヒョンさん、、それだけで泣き崩れてしまいました。そして地球へ。

月(ジョンヒョン)と地球(メンバーたちとシャヲル)は広い宇宙の中で繋がっている、一緒だよというメッセージだったのかな。

 

久しぶりに聴くオニュさんの声。

明るくなって見えた姿は、4人だった。

ファンが見えないところで苦しみ悲しみ頑張っている彼らがスクリーンにアップになるたびに、言葉では表せないほど沢山の沢山の感情が駆け巡った。震えて前を向いていることができなかった。

 

ジョンヒョンさんは本当にもういないのか?

これが現実なのか?

   ーいない。もういない。

絶望的な気持ちだった。これを繰り返した。

 

サビに入る部分で、眩しいくらいの照明が、綺麗だった。こんなに綺麗な景色の中に私の大好きな人たち。それなのに地獄にいるような気持ちだった。

ジョンヒョンさんがいないから。みんなが悲しんで後悔して、私には想像もつかないくらい苦しさの中でたたかっているから。

 

それからどの瞬間にも涙が出てほとんど見られなかった。

私の周りはみんな泣いていた。
声は出せない、でも沢山拍手をして、言葉に表せない気持ち全部全部拍手に変えた。すごく日本人らしい応援だった。悲しい、悔しい、嬉しい、ありがとう、全部拍手。私にはそれがとても温かく感じられて、そんなファンの気持ちは、メンバーたちにも伝わっていたと思う。

 

ジョンヒョンさんの音声が流れて、5人で歌うセクションがあった。楽しくて大好きで、思い出深い歌たちが流れた。頭の中には美しく5人で歌い上げる彼ら、幸せそうな彼らでいっぱいなのに、私の目の前には黒っぽい服を着て苦しそうに歌う4人。

 

ダイヤモンドスカイではFIVEアリーナツアーの映像が流れた。みんな笑って、テムちゃんがやりたい!と言って始まったファンとの指文字を、in the ダイヤモンドスカ〜イ!と嬉しそうにやっていた。その映像と現実の彼らの表情の対比がとてつもなく苦しかった。ほんのこの前なのに、、

 

でも、かっこいいところ、楽しませてくれるところも沢山あって、さすがSHINeeだなと思いました。辛い中でも、ファンを楽しませてくれようとする彼らが本当にありがたかったし、私は何をすればいいんだろう、何ができるんだろう、とずっと考えていました。 

 

でもでもやっぱりジョンヒョンの姿が見えなくて泣いてばかりでした。シルエットが4つしかないんですよね。絶望。ヒッチハイキングのジョンキーからつみんになっているところは、打ちひしがれてしまいました。あとエビバディとかね。見てられなかったです。京セラ2日目では、ヒッチハイキング始まった瞬間に無意識のうちに俯いて手遊びしてましたからね…。

 

 

最後のment、、

これはまた別のときに書きます。

 

1日目が終わった感想としては、

あと3回も彼らにこんな辛いコンサートをやらせるのか、、彼らにとっては地獄じゃないか。やめてくれ…。そんな気持ちでした。もう十分頑張ってるから、頑張りすぎないで。自分たちを大切にして。そんな気持ち。

 

でも彼らはK-POPアイドルで、どんなときでも頑張らないと、忘れられてしまう、続けられなくなる、そんな環境でずっと過ごしてきたんだなと感じたのがこの言葉。

最後のmentでのミノ

その希望が消えないように僕がもっと努力します。って。

もう十分すぎるほどなのに、きっと頑張らなかったことなんてなかっただろうに、こう言うの。彼らが本当に遠く遠くの存在に思えました。

消えるわけないじゃん!忘れるわけないじゃん! これからもずっと5人と一緒だよ!って、大声で叫びだしそうになりました。

 

自分が思ってたよりも、ずっとずっと苦しそうな表情をシャヲルに見せたSHINee。立ち直るなんてほど遠く、気持ちはとまったままなんだろうと思っていたけれど…。公演が終わって、そうだよね…、ただでさえ無理しているのに、本当に精一杯やってくれたよね…と思いました。胸がすごくすごく痛かったです。

 

すごくつらくて、地獄だ…と思ったけれど、やっぱりSHINeeのメンバーと、時間、場所を共有し、声と姿を届けあったことで、少しだけ元気が出たのも事実だし、地獄にいてもやはり幸せでした。メンバーも皆さんから元気をもらったと言ってくれて、素直に嬉しかったです。

 

そんな自分の京セラドーム初日でした。